top-banner

トップ

>

2022年度吹奏楽コンクール特設サイト

>

課題曲1

吹奏楽コンクール課題曲 打楽器ワンポイントレッスン

やまがたふぁんたじぃ〜吹奏楽のための〜

使用打楽器リスト

楽器名

執筆者のアドバイス

推奨品

ティンパニ

マジェスティック/シンフォニック・シリーズ

スレイベル

凛とした響きがあるものを。

グローバー/GV-SBCB

サウンドキング/KU-SBL

スネアドラム

胴があまり浅すぎず、表現の幅が得られるものを。

マジェスティック/MJ-MPS1465WA

ソナー/SQ-1406SD-EHI

タムタム(銅鑼)

36インチくらいが良いでしょう。

K.M.K/KG-36, KW-36

クラッシュ・シンバル

華やかさと深みがあるものを。大きめのものも良いかもしれません。

小出シンバル/11S-in18CCM, 11S-in20CCM, CAB-18CCMH

サスペンド・シンバル

18インチくらいが良いでしょう。

小出シンバル/CA-18CSM

ターキッシュ/TU-CL18CM

タンバリン

ジングルが華やか過ぎず、ドライな響きがあるものを。

グローバー/GV-T2HS, GV-T2HTS

マラカス

少し大きめのものがいいかと思います。

サウンドキング/KU-MWL

バスドラム

深い響きが得られるものを。

レフィーマ/LF-BD36S

トライアングル

倍音豊かなものを。

スタジオ49/SD-Ti3

K.M.K/KK-TCS812C, KK-TSC813C

グロッケンシュピール

マジェスティック/MJ-B3125S

シロフォン

マジェスティック/MJ-X6535H

品番に*印のついた商品は、これから発売予定の新製品です。

使用マレットリスト

楽器名

執筆者のアドバイス

推奨品

ティンパニ

繊細なロールから粒立ちの良い音まで、音程感がしっかり得られるものを。

K.M.K/KK-TMK03, 13, 23,
KK-TMK04, 14, 24など

スネアドラム

メイプル、ヒッコリーなど。

K.M.K/KK-CSJ, KK-CSJ2
ベーター/PICCOLO, PICCOLINO

タムタム(銅鑼)

自重がしっかりしたものを選びましょう。

バルター・マレット/BM-BGB3

サスペンド・シンバル

pからfまで繊細に表現できるものを選びましょう。

アンコール・マレット/EM-TM1
ロン・ヴォーン/RVN-CymM4R

バスドラム

自然なウェイトが得られるものを。

K.M.K/KK-BMDY03+KK-BMDY04
レフィーマ/LF-301+LF-302

トライアングル

オーソドックスな鉄製のものが合うでしょう。

K.M.K/KK-TBS10

グロッケンシュピール

煌きとしなやかさが表現できるものを。

バルター・マレット/BM-BGP2,BM-BGL2

シロフォン

明るい音から素朴な木の香りがする音まで表現できるものを。

アンコール・マレット/EM-200R

品番に*印のついた商品は、これから発売予定の新製品です。

page top

Timpani

ティンパニ序盤から【64】あたりまで、ティンパニは高い音からGFDGと置きたくなるところですが、場所によっては29インチのD音が気になります。そこで、例えば図のように、スタートを(高い音から)GDGGとし、1番下のGは使わず、上から3台(GDG)をベースとする。【35】に入る前に(具体的には[32]〜[34]あたりで)26、29インチをそれぞれFとDにし、再び【41】に入る前に26インチをD音に(可能であれば[39]で29インチをGに戻し、そのGをロールしながら26インチをDに)戻す。音楽の流れの中でスムーズにペダリング出来るよう、練習してみてください。

page top

Percussion 1

スネアドラム小太鼓は随所で8分音符の刻みが現れますが、これらはビートというより脈拍、例えば【27】からは、ファゴットやバスクラなどの大らかな唄を、乗せて運ぶ「血流」のようなものでもあります。正確な縦ノリ(刻み)ばかりではなく、縦横に柔軟に流れ、唄の調子や活力を与えるような運びを意識してみましょう。

page top

Percussion 2

サスペンド・シンバルサスペンド・シンバルのロール、例えば、重力から解放されるようなクレッシェンド([49]〜)もあれば、音楽を引き締めてゆくようなもの([114]〜)、景色や本のページをめくるようなもの([166]〜)まであり、それらは音楽が求めるものの発見と、何より、奏者の自由な発想が不可欠です。小さい音から大きな音への連打、という即物的な演奏にならないよう、工夫してみましょう。

page top

Percussion 3

バスドラム大太鼓の[35]〜や[90]〜は、シンバルと対になって、音楽の大きなゆりかごを作っています。タイミングを測るのではなく、むしろ音楽の骨格を作るような音と運びが欲しいところですね。トライアングル【128】〜のトライアングルは、グロッケンのアルペジオを引き出す音でもあり、このトライアングルの余韻の中にグロッケンが漂うような印象、あまり華やかである必要は無いと思いますが、幻想的なクラリネットの旋律を誘う松明のような灯火のような、想像した音を具現化するよう事をぜひ楽しんでください。

page top

Percussion 4

シロフォン [40]〜の手順はRLRL〜と自然ですが、左手のマレットのヘッドを右より上にし、(クロスしないよう)左袖を通すようなイメージがあるとスムーズです。また、[90]の16分音符は、手順を左からスタートすると動きも滑らかで、書かれているアーティキュレーションもうまく再現できると思います。もちろん、これらは他の手順でも構いませんが、運動そのものに無理がなく、自然と手に表れるような手順となるよう工夫してみてください。
[46]アウフタクトからの3本バチも、手や腕の移動だけではなく、和音を身体の中心で掴むような感覚で、左右前後の重心移動としなやかな運びを心がけてください。

レッスン執筆

Tomita

冨田 篤(とみたあつし)

東京音楽大学卒業。野口力、菅原淳、岡田眞理子、藤本隆文の各氏に師事。現在、ブリヂストン吹奏楽団久留米音楽監督・常任指揮者。九州を拠点に活躍する打楽器奏者。第28回全日本アンサンブルコンテスト「大学の部」で、熊本県立盲学校アンサンブル部を全国大会金賞に導いた。そのエピソードは冨田の著書『息を聴け/熊本盲学校アンサンブルの挑戦(新潮社)』で読むことができる。ソナー・SQ2クラシカル・アーティスト