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2022年度吹奏楽コンクール特設サイト

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課題曲3

吹奏楽コンクール課題曲 打楽器ワンポイントレッスン

ジェネシス

※本文中【 】内の記号は楽譜の練習番号、[ ]内の数字は小節番号 を示しています。

使用打楽器リスト

楽器名

執筆者のアドバイス

推奨品

ティンパニ

マジェスティック/シンフォニック・シリーズ

スネアドラム

5〜6.5インチの深さでピッチを少し高めのチューニングにしたもの。

マジェスティック/
MJ-MPS1450WA

MJ-MPS1450BR

ソナー/SQ-1405SD-EHI

D-515PA

クラッシュ・シンバル

18インチでミディアムもしくはミディアムヘビー。

小出シンバル/11S-in18CCM,

11S-in18CCMH,

CAB-18CCM*

トライアングル

音色が明るく響くものが良いでしょう。

スタジオ49/SD-Ti3

K.M.K/KK-TCS812N*, KK-TCS812C*

サスペンド・シンバル

18インチもしくは19インチで響きが豊かなもの。

小出シンバル/10J-in18CSM, 10J-in19CSM,
808-S18CSM, CA-18CSMT*

バスドラム

重厚すぎずコンパクトな音色の出るもの。

レフィーマ/LF-BD32S

ウインドチャイム

軽やかな音色が出るもの。

ツリーワークス/TW-TRE630

グロッケンシュピール

明るい音色のもの。

マジェスティック/MJ-B3125S

品番に*印のついた商品は、これから発売予定の新製品です。

使用マレットリスト

楽器名

執筆者のアドバイス

推奨品

ティンパニ

この曲は幅広いマレット選択が出来そうです。細かいリズムも意識したいですが、響きを意識したヘッドが大きめのマレットが良いと思います。

K.M.K/KK-TMK13, 14

K.M.K/KK-TMK23, 24など

スネアドラム

チップが丸型もしくは円錐型で、重すぎるよりは少し軽めが良いでしょう。

K.M.K/KK-CSJ, KK-CSJ2
ベーター/PICCOLO, PICCOLINO

トライアングル

細すぎず、響きがしっかり出せるものを選びましょう。

K.M.K/KK-TB5

サスペンド・シンバル

響きをコントロールしやすいヘッドが小さめなもの。

アンコール・マレット/EM-TM1

バスドラム

ヘッドが大きめで響きがしっかりと出るもの。

K.M.K/KK-BMDY03, KK-BMDY04

グロッケンシュピール

少し硬めでクリアに聞こえるもの。

バルター・マレット/BM-BGP2

品番に*印のついた商品は、これから発売予定の新製品です。

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Timpani

ティンパニ フレーズの最初と最後など、和音の大事なところに音があります。何調で演奏しているか把握しておく事が大事です。そしてアクセント、アクセンティッシモが丁寧に書かれていますので、良く楽譜を読んで意識しましょう。
[4]、fpですがG音→C音をしっかり決めて、pからのcrescendoをしましょう。
[8]、打楽器パートのソロの様な小節ですね。E♭とB♭が調性の上で大事な音なので、他の楽器よりも少しハッキリ聞こえているのが良いと思います。そしてアクセントの音は音量も大事ですが、リズムのキャラクターがしっかり出るようにイメージしてみましょう。
[32]、スネアドラムと共に【D】に向かってテンポとエネルギーを作りたいので、流れを止めないように。F音→B♭へのマレットの移行がスムーズにいくと良いですね。B♭の音はしっかりcrescendoをアピールしましょう。
[41]、2拍目ffアクセントの音は低音と一緒にしっかり聞かせたいので、小節の頭の音を演奏した後にffの準備をしっかりしましょう。
【G】はスラーのメロディの中でTrb.、St.B.とシンコペーションのリズムで流れを作ります。裏の拍が次の拍へと自然に流れていくように演奏出来ると良いですね。マレットの動きが止まらないように手順を考えましょう。
[61]、poco piu mossoでテンポが変化しますのでティンパニからテンポを発進出来ると良いですね。ロールのdimの後ですが小節の頭の音がハッキリ聞こるように叩くポイントなどを考えてみましょう。 [72]、曲終わりの直前アクセンティッシモのキャラクターは全体がffなのでしっかりアピールしたいところです。

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Percussion 1

スネアドラム

一曲を通してスネアドラムがリズムを刻んでいますね。場面変化の中でバンド全体の音量が変わっても、スネアドラムのリズムがちゃんと聞こえてくる音量バランスを意識しましょう。「タンタカ」と「タンタカタン」この2つのリズムはキャラクターをしっかり作れるとよいですね。

[4]、fpですがfの時間を8分音符分くらいしっかり作ってからpを作りティンパニと一緒にcrescendo出来ると効果的です。

[8]、ここからスネアドラムのリズムが始まります。全体を引っ張っていくような気持ちで演奏しましょう!この小節はfとアクセントでバチの高さを変化させ、crescendoで叩く場所を少し変えながら演奏してみると良いと思います。

【A】の8小節間は4+2+2小節のフレーズを意識して演奏してみてください。フレーズを意識しつつ、リズムが平たくならないように、ひとつひとつのリズムに躍動感が出るように。

[13]〜[14]と同じく[37]〜[38]、スネアドラムだけ強弱が変化します。ここは隠し味的重要ポイントです!このdimは他のパートにはありません。このdimの意味をよく考えて効果的に演奏しましょう。この場面は和音の変化がポイントなので、バンド全体を意識したいところです。crescendoはしっかりアピールしてください。

[15]、この曲の中で何度も出てくるこのリズム(タンタカタン)4分の4拍子と少しズレた感じがあるかもしれませんが、作曲家の意図したのものなので、楽譜に書かれているとおりのリズムのキャラクターを作りましょう。

[17]、rimですがスティックのどの部分で演奏するか、スティックの素材でも音色が変わるので、いろいろ試して好きな音色を見つけてみましょう。ここは木管楽器とのアンサンブルを意識しましょう。

[32]、ティンパニとともに【D】に向かう小節。ここは今までの伴奏してきた感じとは少し違うキャラクターを見せたいですね。アクセントの音はしっかりアピールしましょう。

【D】に入ったらfですが【A】のような伴奏時のキャラクターに戻してみましょう。

[42]は3拍目からpですが前の流れでffから dimしている途中なので、弱すぎないように気をつけましょう。少し積極的に入って【F】で音量をピッタリコントロール出来ると良いと思います。

【F】、低音・Trb.とシンコペーションのリズムで伴奏していて、スネアドラムのリズムがポイントになってきます。8分休符で流れが止まらないようにしましょう。

【J】、【A】や【D】と少し違うリズムとアクセントで書かれていますね。スコアをみると[64]・[66]は木管楽器と同じフレーズなので、意識してみましょう。

最後の小節はアクセントとアクセンティッシモがあります。スティックの高さを変化させてエネルギーを変えてみると良いと思います。

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Percussion 2

クラッシュ・シンバル

冒頭はTrp.・Trb.の音のスピード、音量をイメージして演奏しましょう。音量も大事ですが音色を大切に。スピードが速くなりすぎないように注意しましょう。

[8]、バンドのtuttiの後なのでしっかりとしたf で、アクセントの音なので少しスピードを上げて演奏してみましょう。

[9]、fからのmf、fの後は楽器が鳴っていますので、mfを演奏するときのエネルギーを考えないと、思ったより大きな音量になってしまうので気をつけましょう。

[15]、音の止め方がポイントになります。ギュッと止めるのではなく、低音パートの音符の長さと合うように、少し響きが残る止め方を探してみましょう。

【K】8分音符は音の長さを意識して。4拍目の裏のfのアクセンティッシモから次の小節の2拍目のpへの繋げ方は、dimしている他のパートと合わせて、シンバルも自然なdimを作っておくと準備しやすくなります。ここでも「止め方」がポイントです。

最後の一発はffのアクセンティッシモです。シンバルの聞かせどころなので、1拍目にしっかり準備してソロの意識で演奏してみてください!

トライアングル

[21]・[22]にしか出てきませんが、ここだけにしかない音色をアピールできると良いですね。mpなので細めのビーターを選択しそうですが、ここは少し太めのビーターでしっかり音を出してみましょう。

サスペンド・シンバル

場面が変化する際に効果的に書かれていますね。[24]はバンド全体のcrescendoをサポートするように響かせたいですね。【C】からの木管楽器のメロディにつながるように。

[32]はティンパニとスネアドラムを聞きながら、バンド全体でfになる【D】に繋がる音色と音量をしっかりと作りたいですね。 [59]・[60]はnon atackとわざわざ書いてあるので、柔らかく響くように。そしてTrp.を超えないくらいの音量が良いかと思います。

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Percussion 3

バスドラム

マーチのような、「低音パートと共にビートを作る場面」と、「バンド全体に低音の響きをプラスする場面」とがあります。キャラクターをしっかり変化させて演奏してみましょう。

[8]、1拍目は全体の支え、3拍目の裏はソロのようなキャラクターを作りたいですね。アクセントの音はマレットで、音の長さを左手でコントロールしましょう。また、ティンパニの音量を超えないように気をつけましょう。

【A】からはバンド全体をリードするビートを積極的に出していきましょう。スネアドラムと質感を合わせて、しっかりアンサンブルできると良いですね。

[21]、低音パートにleggieroが書いてあるので、バスドラムが重くなりすぎないように気をつけましょう。

最後の小節はティンパニと一緒に2拍目裏と3拍目をしっかりキメられると、バンドの最後の音がバシッと決まると思います。

ウインドチャイム 3回出てきますが、高い音からか、低い音からかは指示がありません。奏者と指揮者がイメージを合わせて、バンドの演奏に合った方を選びましょう。楽器のどの場所から演奏するか、動かすスピードなどワンパターンにならないように、色々なパターンを研究してみましょう。

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Percussion 4

グロッケンシュピール

主旋律や木管楽器の細かいパッセージと常に一緒ですので、合わせるポイントは分かりやすいでしょう。楽譜には丁寧にスラーやアクセントなどのアーティキュレーションが書いてあります。スラーがあるなしでタッチを変化させられると良いですね。マレットを持ち替える時間がないのと、音域も下のC音〜上のA音までと広く使われているので、マレットの選択が重要になります。

また、木管楽器と同じフレーズなのに、グロッケンだけ音数が少ない場所があります。1度スコアを見てチェックしましょう。そこを知っておくとニュアンスがつかめると思います。

[7]、アクセントの16分音符と次の8分音符の3つの音を1セットとして考えて練習してみると良いと思います。

【B】は木管楽器の細かいフレーズに合わせたいので、8分音符の音からのフレーズをキャッチしましょう。

【C】は木管楽器がスラーで演奏していますが、グロッケンを少しハッキリ出すことで、木管楽器のリズムが明確に聞こえると良いと思います。

【F】はleggieroのキャラクターをPicc.と合わせる事を意識しましょう。

【J】からは、細かいパッセージが出てきますが、スケール練習を取り入れ、丁寧な演奏を心がけましょう。アクセントの場所には注意してください。

レッスン執筆

Daisuke

山口大輔(やまぐちだいすけ)

打楽器奏者。東京音楽大学打楽器科卒業、同大学大学院科目等履修生修了。打楽器を菅原淳、久保昌一、藤本隆文、岡田眞理子、田代佳代子の各氏に師事。これまでに東京佼成ウインドオーケストラ国内海外ツアー、シエナウインドオーケストラ国内ツアー、北九州国際音楽祭、久留米音楽の祭典、長崎音楽祭に参加。全国のオーケストラ、ウインドオーケストラを中心に活動。パーカッシヴフォース、九州マリンバ合奏団メンバー。ソナー・SQ2クラシカル・アーティスト