金属系の打楽器は「音楽の色彩感」とよく言われるように、一つ一つの音色にイメージをもって演奏することで色彩豊かで魅力的な音楽表現につながると思います。
ティンパニやバスドラムにおいては、アタックの鋭さというよりも「低音の響きの存在感」が必要になりそうです。もちろん、音楽的に決める場面ではサウンドの要として、クリアなサウンドで表現してみてください。
「拍」をタイミングとしての時間経過で感じるのではなく、「拍子」をしっかりと意識して「音楽の流れ」や「音楽の方向性」を感じながら演奏することが求められると思います。
管楽器の仲間と一緒に練習すると「息遣い」を感じることができます。
例えばブレスのスピードやタイミングをマレットの動きとどのようにリンクさせるかイメージできると「発音のニュアンス」やタイミングを揃えやすくなると思います。