DESCRIPTION

STICK DESCPIRTION

自分の演奏スタイルに最適なドラムスティックを探す際には、真直度、木の密度、チップの形状、テーパー、長さ、木の種類、直径、バランス、etc…に注意しているでしょう。これらはすべて、ドラムスティックが手の中でどのように「感じる」かを決める重要な要素です。ドラムを始めたばかりの方であれば「なぜあのアーティストはたくさんの種類のスティックを使用しているのでしょう?」と疑問に思うかもしれません。アーティストは1つのスティックモデルだけでは得ることのできない特定のサウンドやムードを演奏で表現するために、さまざまなモデルを使用することがあります。このページでは、使用するモデルを選択する際に考慮すべきいくつかの要素を説明をします。

Tip Shapes

先端の形状は、スティックがドラムやシンバルで出す全体的なサウンドに影響を与える主な要素です。

Tear Drop

低音域が集中した豊かでダークなトーンを生み出します。

Barrel

パンチの効いたサウンドを生み出します。大音量の状況に最適です。

Ball

クリーンで明るく明瞭なサウンドを生み出します。

Acorn

豊かで太いサウンドを生み出します。非常に反応が良いのが魅力です。

Oval

チップの長さにより、幅広い中音域のサウンドを生み出します。

Nylon

ウッドチップモデルに比べて明るいサウンドを生み出します。木製チップよりも耐久性があります。

Material

木の種類と含水率は、ドラムスティックの反応と耐久性を決める重要な要素です。Vaterは、入手可能な最高級のアメリカンヒッコリーとメイプル材のみからドラムスティックを作ります。Vaterは木材の水分含有量に非常にこだわります。水分量が多すぎるとスティックが「ゴム状」になり、すぐに反ってしまいます。逆に水分が少なすぎるとスティックが非常にもろくなり、簡単に折れてしまいます。

Vaterは特定の割合の木材からドラムスティックを製造しており、非常に耐久性があり、より長くまっすぐな状態を保つスティックを製造しています。他のドラムスティックメーカーは、低い含水率で測定した木材を使用していることがあります。これは、製造工程で品質と耐久性を犠牲にして、まっすぐなスティックの割合が高くするためです。Vaterがドラムスティック作りに取り入れている古い格言があります。「量より質」です。

Vaterの使命は、常に地球上で最高品質のドラムスティックを製造することです。Vaterでは、生産プロセス中に非常に高い品質管理基準を設定しています。旋盤加工、サンディング、仕上げからチップの成形、ローリング、ペアリングに至るまで、目標は「常に可能な限り最高品質のドラムスティックを製造すること」です。

・Hickory

ドラムスティックの材料として最もポピュラーな木材です。ヒッコリーはメイプルよりも密度が高く、重く、硬いです。ヒッコリーには弾性があり衝撃を大幅に吸収するので、手や手首の疲労を軽減します。濃い色のヒッコリー、つまり「茶色のヒッコリー」は木の中心近くにあり、「白い」ヒッコリーよりもわずかに密度が高く重いです。

・Maple

メイプルはヒッコリーよりもはるかに軽く、密度が低い木材。メイプルはヒッコリースティックのような余分な重量を持たずに、太く長いスティックのような感触を提供できます。メイプルスティックは主に、音量が小さい状況での軽くて速い演奏に使用されます。

Shape

ドラムスティックを構成する主な要素は4つあります。これらはドラムスティックの全体的な感触、バランス、反応に影響を与えます。

・Length – 長さ

すべてのドラムスティックのバランスと支点に影響します。スティックが長いほどリーチが大きくなり、スティックが短いほどコントロールがしやすく、「速く」感じる傾向があります。

・Thickness – 太さ

スティックの耐久性と全体の重量、そして手に持ったときのスティックの「感触」に影響します。スティックが太いほど耐久性が高く重くなりますが、薄いモデルはより軽く、より敏感な感触を提供します。

・Shoulder – ショルダー

ショルダーはスティックの重量配分に影響を与え、反発感に影響を与えます。

・Taper – テーパー

ショルダー部のテーパーはスティックの感触とパフォーマンスに影響を与えます。長いテーパーはより多くのフレックスとより強い反発感を提供し、短いテーパーはより硬く、強度の増加を提供します。